最近読んだ本いろいろです。
ほんのちょっと当事者 青山ゆみこ
リンク先の説明文が内容をうまく表現されています。
読んでいて目をそむけたくなるようなこともあるのですが、読めてよかったです。
「〜はよくない、間違ってる」と、わかってはいるけど、でも自分にもそういうことをしてしまう面があり、その上でどう考えるか…と一方的な正義、という感じでなく書かれていたのが良かったです。
私はモヤモヤと考え、疲れてやめて楽しいことにいってしまいがちで、だめだな自分…となりますが、この本を読んですこし気持ちが変わりました。だめかもしれないが考えられるときは考えて、たまにまとめてこの日記に書いてみようといった感じです。
喫茶の一族
六曜社のはじまりから現在まで、とても突っ込んだところまで書かれていて、どきどきしながら読みました。ものすごくコーヒーを飲みに行きたくなります。
へろへろ 鹿子裕史
介護、認知症などのことをぼんやり考えることがあって、それは漠然とした不安からくるものかと思うのですが、何か知っておきたいと思う気持ちがあって読んでみました。
介護施設「よりあい」が出来上がっていく様子がとても盛り上がります。お金をどうにかして工面する様子などがリアルで、引き込まれました。職員のみなさんとのやりとりも面白い。最後の下村恵美子さんのお話がぐっと心に残りました。
はみだしインディアンのホントにホントの物語
シャーマン・アレクシー
絵/エレン・フォーニー
訳/さくまゆみこ
図書館で借りた本。
アメリカ先住民の少年のお話。先住民の人々がどのような状況におかれていて、どのように暮らしているか(居留地、アルコール依存のことなど)全く知らなかったと呆然としました。ヤングアダルト文学ということで文章はとても読みやすく、辛さや悲しみはありつつ立ち向かっていこうとする主人公がいたため読むことができました。挿絵もいい感じです。
ともだちは海のにおい 工藤直子
ともだちは緑のにおい 工藤直子
むかし読んで実家においてある本。
久しぶりに図書館で見かけて読んでみたところ、懐かしくもあり新たな発見もあり…でした。とても優しく、よい関係が書かれています。詩的で、静かにきれいな景色が広がります。
鬼滅の刃最終巻も先週読みました。わたしは煉獄さんが好きです。