教室の片隅で青春がはじまる
谷口菜津子
すごくぐっときました!ネルちゃんが登場するたびになんとかわいい…と手をにぎりたくなりました。画面がキラキラして光っています。
青野くんに触りたいから死にたい
最新刊まで読みました。なんとも言えないぞわっと感があります。優里ちゃんの思いが強くて純粋なので、すごく怖くなってしまったりもする。
これだけは知っておきたい 日本と韓国・朝鮮の歴史
中塚明 著
学校教育であまりわかっていなかった部分が時系列で、わかりやすく書かれていました。これを読むと豊臣秀吉も伊藤博文、与謝野鉄幹など違ったふうに見えてきます。好きな戦国大名は?とか国内で盛り上がってますが、韓国、朝鮮の人からしたら秀吉はただの侵略者なのではないかと思います。この本に書かれている「耳塚」という遺跡、わたしも一度その下で説明を読んだのですが、すごくむごいことが書かれていて気分が悪くなりました。その時代は国内国外かかわらずそうだった、という意見もあるかと思いますがひどいことはひどいです。
戦争の話は映画、アニメ、絵本、漫画などたくさんの情報があったので、戦争は子供の頃から本当に怖くて、(今でもめちゃくちゃ怖い)ただ私は日本が受けた被害ばかりを見てきてしまってました。他も「創氏改名」「歴史教科書の話」とか、ひどすぎる!ときりがないのですが、もっときちんと勉強したかったな、と思います。
在日朝鮮人ってどんな人?
除京植(ソキョンシク)著
この本で一番印象になった部分は、「過去にこだわらず前を向いていこう」「未来志向」というのは「思考停止」ではないか。という部分です(要約しました)
これは差別以外のいろいろなことに当てはまるな、と思います。
上記2冊、どちらの本にも書かれていた、「日本のしたことを認め、謝罪する」ことが大切(要約しました。)というのは本当にそうだと思いました。
最近「当事者性」というのを考えることが多くて、何かをしろうと本を読んだり人の話を聞いたとしても、それが自分のことになるわけではない、わかった気になるな(自分にむけて)と思ってヘナヘナとしてしまうことが多いのですが、だからと言って自分が当事者であることにだけ目を向けるのもだめだし、幸い時間のあるほうなので本を読んだりニュースを見たりするようにしたいです。